クリニカル‐パス【clinical path】
読み方:くりにかるぱす
⇒クリティカルパス2
クリニカルパス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/06 17:49 UTC 版)
クリニカルパス(Clinical pathways)、ケアパス(care pathways)、統合ケアパス(integrated care pathways)ケアマップ(care maps)とは、ケアプロセスを標準化する、医療における品質管理手法のひとつである[1]。クリニカルパスの導入によって医療処置のばらつきが削減され、インフォームド・コンセントの助けとなり、チーム医療が進み、アウトカムが改善される[1][2]。
クリニカルパスは、工業界で用いられている品質管理手法である標準業務手順書(SOP)を医療に適用したものであり[1]、リソースの使用効率性向上と、指定日時までの業務の完遂を目的としている。最近では電子カルテの普及により、電子クリニカルパスの開発も進んでいる[1]。
歴史
クリニカルパスの構想は、1985年に看護師カレン・ザンダー(Karen Zander)によりニューイングランド・メデイカルセンター(米国ボストン)において提案された[3][4]。
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パスの例
イギリスでは英国国立医療技術評価機構が、根拠に基づくクリニカルパスをNICE Pathwaysとして標準化している。
- en:Liverpool Care Pathway for the Dying Patient (緩和ケア)
- 認知症ケアパス (厚生労働省事業)[5]
脚注
- ^ a b c d “学会概要 -”. 日本クリニカルパス学会. 2015年7月1日閲覧。
- ^ Panella, M (2003). “Reducing clinical variations with clinical pathways: do pathways work?”. Int J Qual Health Care 15 (6): 509-521. doi:10.1093/intqhc/mzg057 2014年7月27日閲覧。.
- ^ “【鼎談】 クリティカル・パス-その導入へ向けて カレン・ザンダー氏(クリティカル・パスの創始者)とともに”. 週刊医学界新聞 (医学書院) 2332. (1999年3月29日)
- ^ Zander, Karen S.; Bower, Kathleen A.; Etheredge, Mary Lou S. (1987). Nursing case management: blueprints for transformation. Boston: New England Medical Center Hospitals. OCLC 17420436
- ^ 認知症ケアパス作成のための検討委員会報告書 : 認知症ケアパス作成のための調査研究事業研究事業 (Report). 財形福祉協会. 2013. 全国書誌番号: 22274157。
関連項目
外部リンク
- NHS Evidence Health Information Resources (英国)
- NICE Pathways - 英国国立医療技術評価機構
- European Pathway Association - 欧州
- Belgian Dutch Clinical Pathway Network - ベルギー
- 日本クリニカルパス学会
「クリニカル パス」の例文・使い方・用例・文例
- パスポートの持ち主
- キャンパスで
- コンパス1丁
- このパスポートは期限が切れている
- 私の母はパステルで花の絵を描くのが好きです
- 彼は入国係官に自分のパスポートを手渡した
- パスをインターセプトする
- 私は今学生たちにキャンパスの案内をしているところです
- おいしいパスタにかけてはイタリアに並ぶ国はない
- パスワードは少なくとも3つの数字と2つの文字を含む必要がある
- キャンパスから3ブロック離れたところにあるアパート
- 僕にパスを戻して
- そのサッカー選手は大変効果的なパスをする
- こっちにパスだ!
- 私はユーレイルパスでヨーロッパを旅行した
- アンディーのパスはカットされた
- そのゴールキーパーは長いパスをけった
- 彼の経営学修士号は最高管理職へのパスポートだ
- 彼はボブにちょうどいいタイミングでボールをパスした
- 私は新キャンパスへの移転を要請した
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