クリス・ポールの時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 05:37 UTC 版)
「ニューオーリンズ・ペリカンズ」の記事における「クリス・ポールの時代」の解説
2005-06シーズンは、前述のホームコートの大問題をはじめ、戦力補強も進まず、大苦戦は間違いなしとの前評判であったが、クリス・ポールを中心にチームは一致団結、前年の倍以上の勝ち星を挙げ、シンデレラチームと絶賛された。 ポールの活躍と、デビッド・ウェストの成長で再建の目処が立ったホーネッツは、2006年のオフにペジャ・ストヤコヴィッチやタイソン・チャンドラーらを獲得し、プレーオフ進出を目指して大幅な補強を行った。しかし2006-07シーズンはストヤコヴィッチを始め故障者が続出し、プレーオフ進出はならなかった。ニューオーリンズに本拠地が戻った 2007-08シーズンは、主力選手が大きな怪我もなく過ごし、本来の実力を発揮したホーネッツは56勝26敗を記録する大躍進を遂げた。この成績はチーム史上最高勝率だった。またリーグ最激戦区であるサウスウェストデビジョンも初めて制覇し、プレーオフにも4シーズンぶりに進出を果たした。ホーネッツの大躍進はこのシーズンでも最も大きな事件の一つだったが、彼らが成し遂げた最も大きな仕事は、ニューオーリンズ・アリーナに観客を取り戻したことだった。ホーネッツはシーズン序盤から快進撃を続けていたが、彼らの活躍を他所にアリーナの客席には空席が目立つ日々が続いた。ハリケーンの傷痕はまだ癒えておらず、またホーネッツ自体がニューオーリンズ市民にとってはまだ馴染みの浅いチームだった。しかしホーネッツの快進撃が続くにつれ、客席は徐々にファンで埋まっていき、そしてプレーオフ期間に突入した頃には、客席は大勢のファンで埋まった。 プレーオフでは地元ファンの熱狂的な応援に後押しされ、1回戦でダラス・マーベリックスを撃破。カンファレンス準決勝では前年チャンピオンチームのサンアントニオ・スパーズ相手に、先にシリーズ王手を賭けたが、最終第7戦で経験の差が表れ、ここでホーネッツは力尽きた。
※この「クリス・ポールの時代」の解説は、「ニューオーリンズ・ペリカンズ」の解説の一部です。
「クリス・ポールの時代」を含む「ニューオーリンズ・ペリカンズ」の記事については、「ニューオーリンズ・ペリカンズ」の概要を参照ください。
- クリス・ポールの時代のページへのリンク