クハ47形の3扉(クハ68形)化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 05:04 UTC 版)
「国鉄32系電車」の記事における「クハ47形の3扉(クハ68形)化」の解説
横須賀線に残っていたクハ47形2両は、1963年から1964年にかけて、激化した通勤輸送に対応するため、クモハ43形、クモハ53形、サハ48形(元52系)とともに車体中央部に客用扉を増設して3扉化され、同時期に飯田線で使用されていたクハ47002に対しても同様の改造が施工されて窓配置はともにdD16D161D1、定員はトイレ対向部の座席配置の差により前者は116名(うち座席68名)、後者は116名(うち座席67名)、室内灯は蛍光灯となった。本工事の施工車は、3扉クロスシートの制御車であるクハ68形に編入され、オリジナルのクハ47形の改造車は200番台、サハ48形の先頭車化改造車は210番台に区分された。 番号の新旧対照は次のとおり。 クハ68200 ← クハ47002 クハ68210 ← クハ47072 クハ68211 ← クハ47073 その後113系の横須賀線への投入に伴い、70系とともに新潟地区に転用され、飯田線の68200(←47002)も、同時期に新潟地区に転用されている。
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