キスで起こして。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/06/26 02:25 UTC 版)
| キスで起こして。 | |
|---|---|
| ジャンル | 少女漫画、恋愛漫画[1] |
| 漫画 | |
| 作者 | 春田なな |
| 出版社 | 集英社 |
| 掲載誌 | りぼん |
| レーベル | りぼんマスコットコミックス |
| 発表号 | 2020年5月号 - 2022年7月号 2023年6月号 - 2024年7月号 |
| 発表期間 | 2020年4月3日[2] - 2024年6月3日[3] |
| 巻数 | 全8巻 |
| 話数 | 全38話（本編37話+番外編1話） |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | 漫画 |
| ポータル | 漫画 |
『キスで起こして。』（キスでおこして）は、春田ななによる日本の漫画作品。『りぼん』（集英社）にて、2020年5月号から[2]2022年7月号まで連載後、休載を経て[4]2023年6月号から[5]2024年7月号まで連載された[6]。
作風
男性不信の女子高生が母親の再婚により義弟となったイケメンに惹かれていくストーリー[1]。
作者の春田は2020年にデビュー20周年を迎え、「原点にかえって楽しい作品を読者さんにお届けしたい」と考え、本作を制作している[2]。連載開始時には、春田の担当編集者は本作について「少女漫画のど真ん中を描き続けた『春なな』が、デビュー20周年に送り出すのは、まさに王道を往く作品」と話し[2]、本作は「家族への愛と止まらない恋、少女漫画永遠のテーマを真正面から描いた物語」であると編集部がコメントしていた[7]。
登場人物
一葉家
- 一葉 絵南（いつは えな）
- 本作の主人公[2]。4月3日生まれ、高校2年生。A型。旧姓は麻倉[8]。
- 容姿端麗かつ恋愛に興味津々なものの、妙にクセのある異性から好かれやすい。やや学業不振であり、スポーツも球技全般が苦手。
- 一葉 冬眞（いつは とうま）
- 絵南の義弟[9]。塩対応のイケメン[9]。12月24日生まれ、高校2年生[8]。A型。
- 学業優秀かつ運動神経も抜群。絵南以上にモテており、告白は日常茶飯事。
- 一葉 希咲（いつは きさき）
- 冬眞の実妹であり[10]、絵南の義妹。小学2年生[10]。
- 天真爛漫かつ人懐っこい性格だが、少々ワガママな面もある。
- 一葉 玲南（いつは れな）
- 絵南の実母。旧姓は麻倉。
- 恋バナ好きな性格。
森城学園
- 柊 日翔（ひいらぎ にちか）
- 冬眞の幼馴染。女好きでフレンドリーな性格。
- 千代森 蛍（ちよもり ほたる）
- 冬眞の幼馴染。学生の傍ら、モデルとして活躍。11月19日生まれ。
- ボブカットが特徴。スレンダーな体型だが、貧乳がコンプレックス。大の学業不振であり、常に赤点レベル。
- 住屋 大晴（すみや たいせい）
- 明るく前向きな性格。
- 野々瀬 苺（ののせ いちご）
- クラストップの優等生。人見知りの激しい陰キャだが、実はかなりの巨乳。
- 眼鏡にお下げ髪が特徴。趣味はオタ活。
- 萌華（もか）
- 黒髪ロングの清楚系。
- 兵藤 礼央（ひょうどう れお）
- 絵南の幼馴染。高校3年時に転校してきた。
- 同じく母子家庭で育った。コーラが好物。
その他
書誌情報
- 春田なな 『キスで起こして。』 集英社 〈りぼんマスコットコミックス〉、全8巻
- 2020年8月25日発売[1][11]、ISBN 978-4-08-867596-1
- 2021年2月25日発売[12]、 ISBN 978-4-08-867612-8
- 2021年8月25日発売[13]、 ISBN 978-4-08-867631-9
- 2021年12月24日発売[14]、 ISBN 978-4-08-867645-6
- 2022年5月25日発売[15]、 ISBN 978-4-08-867662-3
- 2023年9月25日発売[16]、 ISBN 978-4-08-867731-6
- 2024年3月25日発売[17]、 ISBN 978-4-08-867748-4
- 2024年8月23日発売[18]、 ISBN 978-4-08-867769-9
脚注
注釈
出典
- ^ a b c “春田ななが描く義姉弟ラブストーリー1巻、特典に歴代主人公集結のクリアファイル”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年8月25日). 2024年9月1日閲覧。
- ^ a b c d e “デビュー20周年の春田なな新作は“原点に帰った”王道作品「キスで起こして。」”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年4月3日). 2024年9月1日閲覧。
- ^ 『りぼん』2024年7月号、集英社、2024年6月3日。裏表紙より。
- ^ 春田なな 2022年6月3日のツイート、2024年9月1日閲覧。
- ^ 『りぼん』2023年6月号、集英社、2023年5月2日。表紙より。
- ^ 春田なな「キスで起こして。 LAST DESTINY 運命と春」『りぼん』2024年7月号、集英社、2024年6月3日、235頁。
- ^ “中3でデビューの漫画家・春田なな氏の新連載『りぼん』で開始 20年目は王道の少女漫画”. ORICON NEWS. ORICON (2020年4月3日). 2024年9月1日閲覧。
- ^ a b 春田なな「CHARACTER & STORY」『キスで起こして。』 2巻、集英社、2021年2月、2頁。 ISBN 978-4-08-867612-8。
- ^ a b “春田なな：「りぼん」で新連載「キスで起こして。」 イケメン義弟との恋描く”. MANTANWEB. MANTAN (2020年4月3日). 2024年9月1日閲覧。
- ^ a b 春田なな「CHARACTER & STORY」『キスで起こして。』 2巻、集英社、2021年2月、3頁。 ISBN 978-4-08-867612-8。
- ^ “キスで起こして。 1”. 集英社. 2024年9月1日閲覧。
- ^ “キスで起こして。 2”. 集英社. 2024年9月1日閲覧。
- ^ “キスで起こして。 3”. 集英社. 2024年9月1日閲覧。
- ^ “キスで起こして。 4”. 集英社. 2024年9月1日閲覧。
- ^ “キスで起こして。 5”. 集英社. 2024年9月1日閲覧。
- ^ “キスで起こして。 6”. 集英社. 2024年9月1日閲覧。
- ^ “キスで起こして。 7”. 集英社. 2024年9月1日閲覧。
- ^ “キスで起こして。 8”. 集英社. 2024年9月1日閲覧。
外部リンク
- キスで起こして。 - 集英社りぼん公式サイト
- キスで起こして。のページへのリンク
