ガーンディーヴァ返却と最期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 04:57 UTC 版)
「アルジュナ」の記事における「ガーンディーヴァ返却と最期」の解説
戦争後三十六年がたった頃、ガーンダーリーの呪いによりヤータヴァ族が滅び、クリシュナも天界へと旅だった。クリシュナより残された女達のことを頼まれていたアルジュナは、彼女らの護衛をしてクルの王国へ帰ろうとしたが途中で襲われてしまう。その際にアルジュナはガーンディーヴァを引くことが出来ず、膂力と神通力が衰えたことを自覚する。ガーンディーヴァを使わず奮戦するも、アルジュナは一部の者しか護ることが出来ず、地上での自らの役目が終わったことを悟る。ユディシュティラや他の兄弟も同様に悟り、アルジュナの孫であるパリクシットに王位を譲り、後見人にユユツを指名した後、ドラウパディーを伴ってヒマラヤへ向かう。道中、ユディシュティラに言われてアルジュナはガーンディーヴァをヴァルナ神へ返却する。ヒマラヤの旅路ではドラウパディー、双子についで斃れる。ビーマはユディシュティラに倒れて言った者達の罪を問うが、アルジュナの罪として挙げられたのは「力に誇ったこと」であった。アルジュナはその後、天界にてクリシュナと再会する。(※ヒマラヤで死んだ後はユディシュティラ中心に語られるため、細かいアルジュナのエピソードはない。アルジュナがクリシュナの隣にいる様子が描写されるぐらいである)。
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