樫ガス田
東シナ海に存在するガス田。「樫」が和名で、「天外天」は中国における呼び名。
樫ガス田は日中中間線をまたいで資源が埋蔵されていると見られている。つまり、日中それぞれの排他的経済水域(EEZ)にまたがって存在することになる。そのため、「白樺ガス田」と共に「東シナ海ガス田問題」の焦点となっている。
樫ガス田や白樺ガス田は日中両国が権利を主張している。2008年にはこれらのガス田を共同開発することで合意しているが、中国が単独で開発に乗り出す、あるいは単独開発を進めていると見られる徴候が見つかるなどしており、問題が続いている。
2012年2月1日、樫ガス田で施設から炎が見られ、中国側で開発が進められている疑惑があることを、藤村修官房長官が明らかにした。
関連サイト:
政府、ガス田開発で中国に抗議 外交ルート通じ - 北海道新聞 どうしんウェブ 2012年2月1日
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