カーヌスティの悲劇(ヴァン・デ・ヴェルデの悲劇)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/28 11:27 UTC 版)
「カーヌスティ・ゴルフリンクス」の記事における「カーヌスティの悲劇(ヴァン・デ・ヴェルデの悲劇)」の解説
1999年の大会で、ジャン・ヴァン・デ・ヴェルデ(フランス)は最終日2位に3打差をつけて最終18番ホールを迎えていた。誰もがヴァン・デ・ヴェルデの優勝を確信していたが、ティーショットで右に大きく曲げて隣のホールへ。無理してグリーンを狙った2打目は観客席を直撃して深いラフの中に入ってしまう。そして3打目。ダフリ気味のボールは無情にもクリークの中へ。すっかり冷静さを失ったヴァン・デ・ヴェルデはクリークの中に入って水切りショットを試みようとするが、無謀なのは明らかで結局1打罰を払い、5打目に賭けることとなる。5打目もクリークをこえたものの、バンカーにつかまり結局6オン1パットのトリプルボギーを叩き、プレーオフになってしまった。結局プレーオフでも敗れ、まさかの大逆転負けを喫してしまった。 2007年大会でも、首位を走っていたパドレイグ・ハリントン(アイルランド)がクリークに2度捕まり、ダブルボギーを叩いて首位から陥落し、誰もが悲劇の再来かと思った。しかし、最終組で首位に立ったセルヒオ・ガルシア(スペイン)が入れば優勝というパーパットを外しプレーオフに突入した。命拾いしたハリントンはガルシアをプレーオフで振り切り、死闘に決着をつけた。
※この「カーヌスティの悲劇(ヴァン・デ・ヴェルデの悲劇)」の解説は、「カーヌスティ・ゴルフリンクス」の解説の一部です。
「カーヌスティの悲劇(ヴァン・デ・ヴェルデの悲劇)」を含む「カーヌスティ・ゴルフリンクス」の記事については、「カーヌスティ・ゴルフリンクス」の概要を参照ください。
- カーヌスティの悲劇のページへのリンク