カリフォルニア・ツアー
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「三遊亭歌橘」の記事における「カリフォルニア・ツアー」の解説
『RAKUGO IN CALIFORNIA '2007』2007年6月、カリフォルニア州在住の日系一世のユアサ・アキラが三遊亭圓歌の大ファンで『圓歌』で、インターネット検索していたところ弟子の歌橘(当時、二ツ目のあし歌)のホームページに辿り着いて、メールのやりとりを行う。「死ぬ前に、もう一度生の落語が聴きたい」の言葉を受けて、自費で単身渡米。また、自身が芸の壁にぶつかって悩んでいたことも関係した。 当初、一カ所だけの予定が噂を聞き付けた日系人コミュニティから、コンタクトが殺到し、サンフランシスコ、シリコンバレー、サンタクララ、サクラメント、サンディエゴ、ロサンゼルス、サンタモニカの各都市全30か所の公演となった。親方日の丸の力を借りずに座布団と緋毛氈持参で単身米国に乗り込んだ姿が、在米日系人たちの若き日の姿と重なり、現地のメディアで大々的に取り上げられた。その道中、高校時代に2週間ホーム・スティした、マンティカ・シティ在住のバーン・ファミリーと数10年振りの再会を果たしている。 『三遊亭歌橘独演会 in CALIFORNIA』2010年5月、各都市の日系人コミュニティが会費を集めて真打昇進した『歌橘を呼ぶ会』を立ち上げた。予算が出ることで、ゲストに津軽三味線漫談太田家元九郎を同行。全15公演を行う。ロサンゼルスの新聞に「ゆくゆくは語学留学したい」と話している。
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