カラササヤ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/04 14:44 UTC 版)
長方形をした遺跡の中心部分。中に「太陽の門」やいくつかの石像がある。無理な復元が施されている。
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カラササヤ
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約130x120mの長方形をした構造物。現在のカラササヤは、復元されたものである。しかし、かなり間違って復元されている。カラササヤの中に、有名な「太陽の門」があるが、これは原位置ではなく、本来の場所は不明である。石像の多くは1960-70年代の発掘で出土したものである。遺跡の東側には、漆喰のあとと思われるものも残っており、このあたりに小さな部屋状の建造物があったことが指摘されているが、報告書がないため詳細はわかっていない。 カラササヤの壁は、巨大で長く平たい割り石を、やや小型の豆腐状の切石で囲む形で作られている。両者とも砂岩でできている。切石は安山岩もある。ただし、これらの壁の大部分が、1970年代の復元によるものであり、本来の壁はほとんど残っていなかった。長く平たい割り石は、19世紀の絵や今世紀初頭の写真にも見られるため、本来の位置である可能性が高いが、復元に関する詳細な報告書や書類がないためはっきりとわからない。 カラササヤの復元は、かなりの部分で間違っていることが指摘されており、最近の報告では、カラササヤ正面には数メートルの幅を置いて、さらにもうひとつの壁が平行して走っていた可能性が指摘されている。現在、このあたりを発掘しており、実際に壁らしき跡が見られるが、まだ確実なことはわかっていない。ただし、このあたりには板状の大型の切石を並べて床面を作っていることが確認されている。
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