カナダ人による設計と国産資材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/10 22:57 UTC 版)
「ホテル・ビクトリア (トロント)」の記事における「カナダ人による設計と国産資材」の解説
さらに、「設計と用いられた資材」という点で、ホテル・モソップは「概ねカナダの製品 (mainly a Canadian product)」であった。ハインズは後に、1926年にカナダ建築協会 (Architecture Canada) の会長にまでなった人物であり、このホテルの建築の外装は「ごてごてした装飾的な細部」によらず、単純な直線から構成された「喜ばしい表現 (pleasing expression)」だと賞賛された。 ファサードは、2階部分までは、赤い押し型煉瓦に橋脚状の切石と帯状の装飾が施され、最上階にはアーチ型の開口部を設けることで、堅く厳しい印象になりがちな窓の処理を、巧みに和らげている。 ホテル・モソップのロビー、1909年。 レストラン「ザ・グリル・ルーム」、1909年。 ホテル・モソップの前に集まった群衆に、芸を見せる「ハエ男 (Human Fly)」。 典型的な客室階の平面図、1909年。
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