オーダーバイキング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 14:13 UTC 版)
客から注文を受けて注文を受けたメニューだけを出す方式をオーダーバイキングという。特に、調理済みの料理を用意しておくのではなく、注文を受けてから調理する場合をツーオーダー方式という。 オーダーバイキングは、比較的調理時間の短い寿司屋や中華料理店、加熱調理前の食材を提供する焼肉店等で実施されることが多い。この場合ビュッフェが持つ「管理コストの低減」というメリットは失われるが、下記のような目的で実施されることがある。また、ビュッフェ形式と併用して行われていることもある。 ビュッフェの設備を持たない店舗が、臨時の食べ放題を実施する場合。 作り置きではない新鮮さをセールスポイントとする場合(握り寿司など)。 特定の限られたメニューを食べ放題とするが、サイドメニューを別料金とし、そちらで利益を稼ぐ場合。後述の飲み放題などで顕著。 コストの掛かる料理や食材の消費ペースをコントロールする場合。客にプレッシャーを与え自制を促す、またオーダーから提供まで一定の時間を要することで満腹感をコントロールするという目的で、カウンターの寿司店やビュフェの一部などで行われている。 横浜中華街の食べ放題ではこのオーダーバイキングの形式が一般的である。 メインメニューは客から個別に注文を受けてから調理するツーオーダー形式とし、サイドメニューの前菜やデザートなどは客が大皿から自由に取るビュッフェ形式にしている食べ放題もある。
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