オーシスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/13 18:15 UTC 版)
オーシスト(英: oocyst)とは、原虫の生活環におけるステージの1つ。接合子嚢、成熟卵嚢子とも呼ばれる。接合子の周囲に被膜、被殻が形成されたもの。接合子(ザイゴート)がオーシストを形成し、その内部にスポロシスト、スポロゾイトが形成される過程をスポロゴニーと呼ぶ。
クリプトスポリジウムのオーシストには塩素への耐性があり、上下水道や浄化槽等の衛生管理における塩素消毒程度では不活化されないことが多い。そのため、ろ過装置による物理的除去か、紫外線による処理が用いられる。
- 1 オーシストとは
- 2 オーシストの概要
オーシスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 05:48 UTC 版)
終宿主であるネコ科の動物に感染すると、有性生殖を行ってオーシストが形成される。オーシストは糞便中に排出され、環境中で数日間かけて成熟し、数ヶ月以上生存している。消毒液に対する抵抗性が高いが、シスト同様の処理で不活化できる。
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オーシスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/30 15:20 UTC 版)
直径11~12μmで、壁は薄く1μmに満たない。成熟すると内部にスポロシストを2個生じ、その中にそれぞれ4個計8個のスポロゾイトが生じるイソスポラ型のオーシストである。スポロシストは長さ8.5μm、幅6μm程度、スポロゾイトは長さ6.5μm、幅2μm程度である。
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