オレンジフェリー連絡バス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 01:12 UTC 版)
「瀬戸内運輸」の記事における「オレンジフェリー連絡バス」の解説
路線乗合バスを大阪南港-東予港間のオレンジフェリーに接続する連絡バス(貸切)併用として運行している便がある。東予港での乗降客は運賃無料、それ以外の停留所相互間の利用者は一般路線バス同様運賃を支払って利用できる。 東予港ゆきは予約不要だが、今治・新居浜ゆきは大阪南港乗船券発券所か船内の案内所で乗車整理券を受け取る必要があり、整理券がない場合は乗車できないこともある。 次の2路線が運行されている。 新居浜・西条方面新居浜駅 - 東町 - 住友病院前 - 西条駅前 - 小松総合支所前 - 東予港東予港行は新居浜・西条方面から小松方面への最終便を兼ねる。停留所名は「東予港」だが方向幕は「オレンジフェリー」を表示する。同区間のせとうちバスの各停留所に停車する。 今治方面今治営業所 - 今治桟橋 - 今治駅前 - 桜井 - 河原津 - 壬生川駅 - 小松総合支所前 - 東予港同区間のせとうちバスの各停留所に停車する。 車両は新居浜、西条方面は路線用の中型車または大型車(中乗り・前降り)、今治方面は特急バス用車両が使用される。また繁忙期にはオレンジフェリーが独自でワゴン車を出し、今治桟橋 - 東予港で直通運行するなどの対応がとられる。路線バス併用という特徴上、バスもしくはフェリーが遅延した場合も、接続するフェリー・バスは定刻に出発する。 なお、フェリー連絡バスには自転車の持ち込み(輪行)はできない。 定期路線バス併用の接続バス以外に、壬生川駅ゆき直行便も瀬戸内運輸が運行している。こちらもフェリー客は運賃無料で、着岸時と船内滞留時間終了時刻である7時の2回運行される。この路線は船内発行の整理券なしで利用できる。かつては東予港から新居浜市内主要停留所経由の新居浜東港ゆきバスが運行されていたが、現在は運行されていない。また、おれんじえひめ就航前日の2018年8月24日までは、東予港から住友病院前(現在の新居浜営業所)と新居浜駅のみ停車の直行バスが運行されていた。
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