オリジナル作品、初のヒット作
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「かとうひろし」の記事における「オリジナル作品、初のヒット作」の解説
タイアップマンガが多かった『コロコロ』時代だが、1995年には再デビュー後初のオリジナル連載作品となる『サイファー』が連載開始される。続く1996年には『はるかなる甲子園 駆けろ!大空』を連載。当初かとうは「『コロコロ』ならリトルリーグだろう」と思っていたが、思いがけず「高校野球」の話を書くことになる。 『はるかなる甲子園 駆けろ!大空』終了後しばらくは読み切り作品を主に描いていたが、1998年に自身にとって初のヒット作となる『チョコボのふしぎものがたり』を連載開始。当時、スクウェア作品は『ファイナルファンタジー』そのものやキャラクターの4コマ漫画などは存在していたが、「チョコボ」という特定のマスコットキャラクターを長篇児童漫画化するのは初のことで、いくつかのゲーム雑誌などで特集された。なお、本人によればこれはあくまで『コロコロ』のような児童誌では初のことであって、対象年齢がやや上の少年誌では一度チョコボの短編が描かれた前歴があるとのことである。この作品は、かとう作品では最長の連載作品となり単行本も6巻まで刊行され、自身もあまり描くことのなかった別冊での番外編なども存在している。 2001年に『コロコロ』では現時点で最終作となる『疾風天国 風のクロノア』を連載。小学館での連載作はここで1つの区切りをつける。
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