オペラツィヤ・トリユンフ
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「イゴル・ツクロヴ」の記事における「オペラツィヤ・トリユンフ」の解説
オペラツィヤ・トリユンフ(Operacija trijumf)は、エンデモルのタレント・オーディション番組「フェイム・アカデミー」のバルカン・バージョンであり、スロベニアを除く旧ユーゴスラビア連邦構成各国、セルビア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、マケドニア共和国から参加者が集まる。番組は2008年9月28日に始まった。これに参加してツクロヴの多彩な歌唱は広く知れ渡るところとなった。番組ではツクロヴはアンドレア・ボチェッリの「コン・テ・パルティロ」などのオペラを歌う一方で、ローリング・ストーンズの「悲しみのアンジー」やエアロスミスの「I Don't Want to Miss a Thing」といったロックも歌った。ツクロヴらオペラツィヤ・トリユンフの参加者たちは、ベオグラードで行われたゴラン・カラン(Goran Karan)のコンサートを支援し、「Stand by Me」を歌った イゴル・ツクロヴは12週目まで残ったが、13週目に電話投票でヴカシン・ブライッチに破れ、敗退した。番組の間、審査員の1人トンチ・フリッチ(Tonči Huljić)がツクロヴに過度に肩入れしているとの言説が流れた。11週目まで、ツクロヴは一度も敗退者候補とはならなかった。トンチ・フリッチは後に、ツクロヴの敗退は不正だとした。 オペラツィヤ・トリユンフの間、イゴル・ツクロヴは以下の曲を歌った: オリヴェル・マンディッチ(Oliver Mandić) - 「U ljubav vjere nemam」、参加者のニコラ・パウノヴィッチ(Nikola Paunović)とともに(1週目) ジェリコ・ヨクシモヴィッチ - 「Leđa o leđa」、ジェリコ・ヨクシモヴィッチと共に(2週目) ディノ・メルリン(Dino Merlin) & ジェリコ・ヨクシモヴィッチ - 「Supermen」、参加者のヴカシン・ブライッチとともに(3週目) ギボンニ(Gibonni) - 「Libar」(4週目) ケマル・モンテロ(Kemal Monteno) - 「Nije htjela」、ケマル・モンテロとともに(5週目) アンドレア・ボチェッリ - 「Con te partirò」(6週目) オリヴェル・マンディッチ(Oliver Mandić) - 「Poludeću」(7週目) ビートルズ - 「Yesterday」(8週目) ビイェロ・ドゥグメ(Bijelo dugme) - 「Ako ima Boga」(9週目) インデクシ(Indexi) - 「Žute dunje」(10週目) ビートルズ - 「Help!」/「A Hard Day's Night」、他の全ての参加者とともに(11週目) ズドラヴコ・チョリッチ(Zdravko Čolić) - 「Jedna zima s Kristinom」(11週目) セリーヌ・ディオン - 「My Heart Will Go On」、参加者のニナ・ペトコヴィッチ(Nina Petković)とともに(11週目) ローリング・ストーンズ - 「Angie」(12週目) プルリャヴォ・カザリシュテ(Prljavo kazalište)/VISイドリ(VIS Idoli) - 「Mi plešemo」/「Maljčiki」。参加者のアナ・ベビッチ(Ana Bebić)、ヴカシン・ブライッチとともに(12週目) エアロスミス - 「I Don't Want to Miss a Thing」(13週目) U2 - 「With or Without You」(13週目)、ヴカシン・ブライッチとともに 映画音楽 - 「Pjevajmo do zore」、アンドレア・ハラピン(Andrea Harapin)、イヴァナ・ニコディイェヴィッチ(Ivana Nikodijević)、クリスティヤン・ヨヴァノフ(Kristijan Jovanov)とともに(準決勝、ゲスト)
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