オハイオ州コロンバス(Columbus, Ohio)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 09:05 UTC 版)
「スマートシティ」の記事における「オハイオ州コロンバス(Columbus, Ohio)」の解説
2017年夏、オハイオ州コロンバス市はスマートシティの追求を開始した。同市はアメリカン・エレクトリック・パワー・オハイオ(American Electric Power Ohio)と提携し、新たな電気自動車充電ステーション群を誕生させた。コロンバス市のような多くのスマートシティは、今回のような協定を利用して、気候変動への備え、電気インフラの拡充、既存の公共車両の電気自動車への転換、通勤時の乗り合いへのインセンティブづくりを進めている。このような取り組みに対して、米国運輸省(the U.S. Department of Transportation)はコロンバス市に4,000万ドルの補助金を交付した。また、市はバルカン社(Vulcan Inc.)から1000万ドルを受け取った。 電気自動車用充電スタンドの新設場所選びに電力会社が関与した重要な理由のひとつは、データを収集するためだった。”Daily Energy Insider”によると、AEP(American Electric Power Ohio)のインフラと事業継続のグループは、「使われない、維持されない場所にインフラを置きたくない。集めたデータは、将来的にもっと大きな市場を構築するのに役立つ」と述べている。 現在、自律走行車は「世界的に産業研究と立法の推進が進んでいる」ため、そのためのルートや接続を構築することも、コロンバスのスマートシティ構想の重要な部分である。
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