オキシライド乾電池との比較
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:01 UTC 版)
「EVOLTA」の記事における「オキシライド乾電池との比較」の解説
オキシライド乾電池は初期電圧が1.7Vと、アルカリ乾電池より高く、それの使用を想定していない機器では電子回路や電子部品に対する負担が大きくなり、過度の発熱や寿命が短くなる等の問題を生じる恐れがあった。EVOLTAは、普通のアルカリ乾電池と同じく初期電圧は1.6Vであり、前述の問題が起こることはない。 なお、EVOLTAの発売後、しばらくはオキシライド乾電池は併売されていたが、生産は大幅に縮小され、2009年に生産と販売が終了された。EVOLTA登場後の新しい乾電池として、2011年10月に単3形・単4形のリチウム乾電池(単3形:FR6SJ、単4形:FR03SJ)が発売された。デジタルカメラやストロボなど大電流を必要とする機器でアルカリ乾電池を上回るハイパワーと長寿命化を実現するとともに、アルカリ電池に比べて使用温度が幅広く、耐寒性もある為(-40℃~60℃)保存性にも優れている。公称電圧はアルカリ乾電池などと同じ1.5Vであるが、初期電圧は1.8Vと、オキシライド乾電池よりもさらに0.1V高いため、オキシライド乾電池と同様の注意事項がパッケージに書かれている。
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