エリーザベト・フォン・ルクセンブルクとは? わかりやすく解説

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エリーザベト・フォン・ルクセンブルク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/20 09:39 UTC 版)

エリーザベト・フォン・ルクセンブルク
Elisabeth von Luxemburg
ローマ王妃
ハンガリー王妃
ボヘミア王妃
在位 ローマ王妃:1438年 - 1439年
ハンガリー王妃:1437年 - 1439年
ボヘミア王妃:1438年 - 1439年

出生 1409年10月7日
ハンガリー王国ヴィシェグラード
死去 1442年12月19日
ハンガリー王国ジェール
埋葬 ハンガリー王国セーケシュフェヘールヴァール
結婚 1422年4月22日 ウィーン
配偶者 ローマ王アルブレヒト2世
子女 アンナ
エリーザベト
ラディスラウス
家名 ルクセンブルク家
父親 神聖ローマ皇帝ジギスムント
母親 バルバラ・ツェリスカ
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エリーザベト・フォン・ルクセンブルク(Elisabeth von Luxemburg, 1409年10月7日 - 1442年12月19日)は、ルクセンブルク家神聖ローマ皇帝およびボヘミアハンガリーの王ジギスムントと2番目の妃バルバラ・ツェリスカの一人娘。チェコ語アルジュビェタ(Alžběta Lucemburská)、ハンガリー語エルジェーベト(Luxemburgi Erzsébet)。ルクセンブルク家最後のルクセンブルク領主であるエリーザベト・フォン・ゲルリッツは従姉にあたる。

生涯

1422年ハプスブルク家オーストリア公アルブレヒト5世と結婚した。エリーザベトの同名の伯母は夫の祖父アルブレヒト3世の最初の妃であったが、子供をもうけることなく早世していた。

1437年に死去した父ジギスムントには男子の継承者がおらず、娘婿であるアルブレヒトが翌1438年ローマ王アルブレヒト2世となり、ボヘミアとハンガリーの王位も継承した。しかし、アルブレヒトは皇帝としての戴冠をはたせないまま、翌1439年に死去した。エリーザベトは翌1440年にアルブレヒトの子ラディスラウスを産んだが、2年後の1442年に死去した。

アルブレヒト2世とエリーザベトの間には他に2女がいた。長女アンナ(1432年 - 1462年)はテューリンゲン方伯ヴィルヘルム3世ザクセン選帝侯フリードリヒ1世の四男)と結婚した。ヴィルヘルム3世は妻の権利によって1457年から1469年まで名目上のルクセンブルク公となった。次女エリーザベト(1438年 - 1505年)はポーランド王カジミェシュ4世と結婚した。その長男ヴワディスワフ(ウラースロー2世)はボヘミアとハンガリーの王になった。

登場作品





固有名詞の分類

神聖ローマ皇后 マルガリータ・テレサ・デ・エスパーニャ  ビアンカ・マリア・スフォルツァ  エリーザベト・フォン・ルクセンブルク  リヒェンツァ・フォン・ノルトハイム  マリア・レオポルディーネ・フォン・ティロル
ボヘミアの王妃 エリシュカ・プシェミスロヴナ  マルガリータ・テレサ・デ・エスパーニャ  エリーザベト・フォン・ルクセンブルク  ヴィオラ・エルジュビェタ・チェシンスカ  アンナ・フォン・デア・プファルツ
ハンガリーの王妃 マルガリータ・テレサ・デ・エスパーニャ  ギーゼラ・フォン・バイエルン  エリーザベト・フォン・ルクセンブルク  マルゲリータ・ディ・ドゥラッツォ  エレオノーラ・ゴンザーガ
オーストリアの后妃 テオドラ・アンゲリナ  ビアンカ・マリア・スフォルツァ  エリーザベト・フォン・ルクセンブルク  マリア・レオポルディーネ・フォン・ティロル  エレオノーラ・ゴンザーガ
ルクセンブルク家 ヨハン・ハインリヒ・フォン・ルクセンブルク  マリー・ド・リュクサンブール  エリーザベト・フォン・ルクセンブルク  エリーザベト・フォン・ベーメン  ヨープスト・フォン・メーレン

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