エラベールの塔墓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/07/30 22:40 UTC 版)
エラベールの塔墓（エラベールのとうぼ、英: Tower Tomb of Elahbel）は、シリアのパルミラにある古代のネクロポリス（墓地）のうち[1]、遺跡の西側周壁外に連なる[2]墓の谷に位置する西暦103年に建立された塔墓である[3]。塔墓の名称は建立者にある名前の1つによる[4][5]。中国（漢[4]）製絹織物も発見されており、パルミラを代表する塔墓であったが[6]、ISIL (IS) によるパルミラ占領の際、いくつかの塔墓とともに、2015年8月末頃に爆破された[7]。
- ^ 橿原考古学研究所附属博物館 (2022)、3頁
- ^ 『シリア国立博物館』 (1979)、95頁
- ^ 小玉 (1980)、157-158頁
- ^ a b c d ブンニ、アサド (1988)、96頁
- ^ a b c d e f g h “Tower of Elahbel”. izi.TRAVEL. 2022年5月1日閲覧。
- ^ a b c d 小玉 (1980)、157頁
- ^ “Islamic State 'blows up Palmyra funerary towers'”. BBC News (BBC). (2015年9月4日) 2022年4月30日閲覧。
- ^ 小玉 (1955)、69頁
- ^ a b c d 小玉 (1980)、158頁
- ^ 小玉 (1985)、50頁
- ^ 小玉 (1980)、158-159頁
- ^ 小玉 (1980)、159-160頁
- ^ a b 小玉 (1994)、210頁
- ^ 小玉 (1985)、52-54頁
- ^ 岩波書店編集部 編 『岩波 西洋人名辞典』（増補版）岩波書店、1981年 （原著1956年）、929・1803頁頁。
- ^ 小玉 (1994)、360頁
- ^ 小玉 (1994)、342頁
- ^ a b 小玉 (1994)、356頁
- ^ 小玉 (1994)、348頁
- ^ 小玉 (1994)、208頁
- ^ 小玉 (1994)、49頁
- ^ 小玉 (1985)、53頁
- ^ 小玉 (1994)、354頁
- ^ 小玉 (1980)、158・161頁
- ^ 小玉 (1994)、64-65頁
- ^ Żuchowska, Marta (2013). “From China to Palmyra: the value of silk” (PDF). Światowit 11 (52): 133-154 2022年5月1日閲覧。.
- ^ 小玉 (1994)、65・77頁
- ^ 「IS、古代遺跡パルミラで塔墓を爆破 シリア」『AFP BB News』AFP、2015年9月4日。2022年5月1日閲覧。
- ^ (PDF) ASOR Cultural Heritage Initiatives (CHI): Planning for Safeguarding Heritage Sites in Syria and Iraq weekly report 57–58 (Report). ASOR Cultural Heritage Initiatives. (2015-09). pp. 43-57 2022年5月1日閲覧。.
- ^ ホマーム・サード (2017)、69頁
[続きの解説]
「エラベールの塔墓」の続きの解説一覧
- 1 エラベールの塔墓とは
- 2 エラベールの塔墓の概要
- 3 歴程
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