エムロード (原子力潜水艦)とは? わかりやすく解説

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エムロード (原子力潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/11 04:51 UTC 版)

基本情報
建造所 DCNシェルブール工廠
運用者 フランス海軍
艦種 攻撃型原子力潜水艦
級名 リュビ級原子力潜水艦
艦歴
起工 1983年3月4日
進水 1986年4月12日
就役 1988年9月15日
要目
排水量 基準 2,385 t
水中 2,670 t
全長 73.6 m
最大幅 7.6 m
吃水 6.4 m
機関 原子力ターボ・エレクトリック方式、1軸およびポンプジェット推進
K48加圧水型原子炉 × 1基
発電機 × 2基
SEMT ピルスティク8PA4V185SM 補助ディーゼル機関 × 1基 650 HP
出力 9,500 HP
速力 水上 不明
水中 25 kt
潜航深度 300 m以上
乗員 70名
兵装 533 mm魚雷発射管 × 4門(L5, F17, SM39エグゾセを発射可能、14発搭載)
機雷
C4ISTAR SAGEM Minicim統合航海システム
TITAC戦闘指揮システム
SEAO/OPSMER指揮支援システム
レーダー 1007レーダー
ラカル・デッカ製レーダー
ソナー DAQ DMUX-20ソナー
ETID DSUVA Ĉ-62曳航ソナー
DUUG-7ソナー
探索装置・
その他装置
APS STS潜望鏡
電子戦
対抗手段
ARUR-13対マスカー探知器
シアキューズ2衛星通信システム
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エムロードフランス語Émeraude, S 604)は、フランス海軍リュビ級原子力潜水艦4番艦。艦名はエメラルドのフランス語読みに由来する。

艦歴

「エムロード」は、DCNシェルブール工廠で建造され1983年3月4日に起工、1986年4月12日に進水、1988年9月15日に就役しトゥーロン海軍基地に配備される。

1994年3月30日に原子炉の蒸気タービンポンプ区画で水蒸気爆発が発生し10名が死亡する事故が起きる[1]。この後同年5月から1995年12月までアメティスト改正に対応した改修工事が実施される。2009年6月6日エールフランス447便墜落事故に伴い推定事故海域にて機体の残骸やフライトレコーダーの捜索・回収を開始する[2]が、6月26日に機体の残骸と遺体の捜索は打ち切られた。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Gabriel Jauffret, Les 10 victimes de l'Émeraude, Var-Matin, 1994年4月1日。
  2. ^ Crash du vol AF 447:l'enquête repart à zéro フィガロ、2009年6月5日。

外部リンク

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