エポキシ樹脂粉体塗装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 22:53 UTC 版)
「ダクタイル鋳鉄管」の記事における「エポキシ樹脂粉体塗装」の解説
エポキシ樹脂粉体塗装は、エポキシ樹脂、硬化剤、顔料、添加剤などからなる溶剤を含まない粉体塗料を、管内に付着させ、加熱溶融させることによって塗膜を形成するものである。高分子のエポキシ樹脂を用いるため高い防食性、耐久性を持ち、溶剤を含まない焼付型塗料であるため水質衛生性にも優れる。JIS G 5528 として規格化されている。 エポキシ樹脂粉体塗装は、小口径異形管の内面塗装として1973年頃から採用され始め、1978年頃から小口径の直管にも採用が拡大された。平成21年10月時点で、異形管生産量(呼び径75~700)の97%以上(質量比)が粉体塗装であり、平成30年度の直管(呼び径1000以下)の総出荷延長の82.5%が粉体塗装となっている。
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