エノキトガリタマバエ
和名:エノキトガリタマバエ |
学名:Celticecis japonica Yukawa et Tsuda |
ハエ目,タマバエ科 |
分布:本州・四国・九州 |
写真(上):葉裏に形成されたエノキトガリタマバエの虫こぶ(エノキハトガリタマフシ) |
写真(下):虫こぶ内のエノキトガリタマバエ幼虫 |
説明 成虫の体長は約4mm。エノキやエゾエノキの葉や葉柄,新梢などに円錐形の虫こぶ(エノキハトガリタマフシ)を形成する。虫こぶの最大直径は2〜5mm,高さは3〜10mmであり,各々の虫こぶには幼虫が1匹ずつ入っている。年1世代で,成虫は3〜4月に羽化し,エノキの新芽付近に産卵する。5月下旬頃までに幼虫と虫こぶは成熟し,成熟した虫こぶは落下する。幼虫は地上に落下した虫こぶの中で翌春まで過ごして蛹になる。各地で最も普通に見られる虫こぶの一つである。 |
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