エネルギア II (ウラガン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 16:48 UTC 版)
「エネルギア」の記事における「エネルギア II (ウラガン)」の解説
エネルギア II, 通称ウラガン (ロシア語: Ураган, ハリケーン)(ЭНЕРГИЯ-Ⅱ/ГК-175)は計画されたエネルギアの完全再使用型で、衛星軌道投入後に地球に帰還し通常の滑走路に着陸出来る予定だった。アメリカのスペースシャトルのように半再使用型として設計されたエネルギアとは異なり、ウラガンの設計はアメリカのスペースシャトルのオービター・ブースターの元の計画の概念のようにブラン・エネルギアの全ての構成要素を完全再使用する事を目指していた。エネルギアIIコアとしておそらくブランのために開発された技術を使用することにより滑空して着陸する能力が検討されていた。
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