エドワード・ローとジョージ・ラウザによる掟
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「海賊の掟」の記事における「エドワード・ローとジョージ・ラウザによる掟」の解説
以下の掟は、ボストンニュースレターが報じたエドワード・ロー船長によるものである。これらの掟の最初の8つは、海賊船長ジョージ・ラウザによるものと本質的に同じである。ローサーとローは、1722年5月28日から翌年の初め頃まで一緒に航海していたことが知られており、情報が正しければローサーとローは同じ掟を共有していた。ここで説明するものは、2人が別れた後のものと思われる。 船長は2人分の分け前を得る。操舵長には1.5人分を与える。船医、航海士、掌砲長、甲板長は1.25人分とする。 他の船員に対する暴力や不当な目的のために、不適切な武器を自船や拿捕した船に持ち込んだことが発覚した場合、船長や仲間の多数派が適切と考える罰を与える。 戦闘時に臆病の罪と認められた者は、船長や仲間の多数派が適切と考える罰を与える。 拿捕した船で金や宝石、銀や、銀貨相当のものを発見した時に、24時間以内に操舵長の元に運ばなかった場合、船長や仲間の多数派が適切と考える罰を与える。 賭博における不正や、8分の1ピアストルの額に相当する詐欺を働いたことが発覚した場合、船長や仲間の多数派が適切と考える罰を与える。 戦闘時に四肢を失った場合には600銀貨を与え、望む限り乗船し続ける権利を与える。 配置箇所によって必要とするものを与える。 最初に(標的となる)船を発見した者には、最高のピストルか小火器を貸与する。 戦闘時に酩酊している場合には、船長や仲間の多数派が適切と考える罰を与える。 船倉内で銃の撃鉄を上げてはいけない。
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