エドマンド・パードムとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 芸能人 > 俳優・女優 > イギリスの俳優 > エドマンド・パードムの意味・解説 

エドマンド・パードム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 04:36 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
エドマンド・パードム
Edmund Purdom
1955年宣伝写真
本名 エドマンド・アンソニー・カトラー・パードム
生年月日 (1924-12-19) 1924年12月19日
没年月日 (2009-01-01) 2009年1月1日(84歳没)
出生地 イングランド
ハートフォードシャーウェリン・ガーデン・シティ
死没地 イタリアローマ
国籍 イギリス
職業 俳優
テンプレートを表示

エドマンド・アンソニー・カトラー・パードム(Edmund Anthony Cutlar Purdom, 1924年12月19日 - 2009年1月1日)は、イギリス出身で、イタリアで活動した俳優。

略歴

1945年に舞台俳優としてデビュー。1951年から1952年にかけて、ブロードウェイで上演されたローレンス・オリヴィエヴィヴィアン・リー主演の舞台、シェイクスピアの『アントニーとクレオパトラ』やジョージ・バーナード・ショーの『シーザーとクレオパトラ英語版』に出演し、ハリウッドから注目された。

やがて映画にも出演するようになり、1953年の『タイタニックの最期』や『ジュリアス・シーザー』で端役を演じ、1954年の『皇太子の初恋英語版』ではアン・ブライス英語版の相手役に抜擢された。この役は当初予定されていたマリオ・ランツァが、監督と対立して降板したための代役であり、歌唱シーンではランツァの歌声にパードムがリップシンクをしている。

同じく1954年の『エジプト人』で主役の一人、ファラオの侍医役で名を挙げるが、これも当初予定されたマーロン・ブランドの代役であった。1955年には聖書劇『プロディガル英語版』に主演し、同年の The King's Thief では再度アン・ブライスと共演するが、それ以降は出番が減っていった。

その後、仕事の場をイタリアへと移し、1957年以降は、ソード&サンダルマカロニ・ウェスタンなどのいわゆるB級映画や、テレビ・ドラマなどに多く出演し、また、イタリア映画の外国向け英語版の吹き替え声優として永く活躍した。

生涯で4度結婚した。

フィルモグラフィー

公開年 邦題
原題
役名 備考
1953 ジュリアス・シーザー
Julius Caesar
1954 皇太子の初恋
The Student Prince
カール・フランツ
エジプト人
The Egyptian
シヌヘ
1955 プロディガル
The Prodigal
ミカ
1959 エロデ大王
Erode il grande
ヘロデ
1960 コザック
I cosacchi
復讐の血戦
La furia dei barbari
1964 黄色いロールスロイス
The Yellow Rolls-Royce
ジョン・フェーン
1972 マフィア・コネクション
La gran familia
1975 ナイトチャイルド/悪魔のチェーンソー
Il medaglione insanguinato
1976 ザ・シシリアン/復讐の挽歌
I padroni della città
1979 新ゴッドファーザー
I contrabbandieri di Santa Lucia
1982 世紀末戦士アトー/炎の聖剣
Ator l'invincibile
1985 ドラキュラ一家・地上げのえじき
Fracchia contro Dracula

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エドマンド・パードム」の関連用語

エドマンド・パードムのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エドマンド・パードムのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエドマンド・パードム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS