エドマンド・バトラー (第6代マウントガーレット子爵)とは? わかりやすく解説

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エドマンド・バトラー (第6代マウントガーレット子爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/09 16:29 UTC 版)

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第6代マウントガーレット子爵エドマンド・バトラー英語: Edmund Butler, 6th Viscount Mountgarret1663年7月17日1735年7月25日)は、アイルランド貴族

生涯

第5代マウントガーレット子爵リチャード・バトラーと1人目の妻エミリア・ブランデル(Emilia Blundell、1682年没、ウィリアム・ブランデルの娘)の息子として生まれた[1]

1689年、ジェームズ2世のアイルランド軍で騎兵中佐を務め、デリー包囲戦英語版に参加したが、敗れて捕虜になり、無法者(outlawry)宣言がなされた[2]

1706年2月に父が死去すると、マウントガーレット子爵の爵位を継承した[1]

1715年、アイルランド貴族院は1697年の決議が第3代マウントガーレット子爵リチャード・バトラー英語版の無法者宣言を取り消していないと裁定を下し、その結果第6代マウントガーレット子爵はアイルランド貴族院から追放されたが、1721年に改めて無法者宣言の取り消しに成功した[2]。しかし、父と同じく最高権の誓約英語版を拒否したため、結局貴族院から追放された[2]

1735年7月25日にダブリンで死去、聖カニス聖堂英語版に埋葬された[1]。息子リチャードが爵位を継承した[1]

家族

1691年2月15日までにメアリー・ブキャナン(Mary Buchanan)と結婚、3男1女をもうけた[2]

  • リチャード(1691年2月15日以前 – 1736年) - 第7代マウントガーレット子爵
  • ジェームズ(1742年没) - 第8代マウントガーレット子爵
  • エドマンド(1751年没) - 第9代マウントガーレット子爵
  • エミリア - 1712年、ヒュー・ライリー(Hugh Reilly)と結婚

1715年8月9日、エリザベス・ブライアン(Elizabeth Bryan、1736年6月13日没、ジョン・ブライアンの娘)と再婚した[2]

出典

  1. ^ a b c d Cokayne, George Edward, ed. (1893). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (L to M) (in English). 5 (1st ed.). London: George Bell & Sons. p. 396.
  2. ^ a b c d e "Mountgarret, Viscount (I, 1550)". Cracroft's Peerage (in English). 17 April 2017. Retrieved 9 November 2019.
アイルランドの爵位
先代:
リチャード・バトラー
マウントガーレット子爵
1706年 – 1735年
次代:
リチャード・バトラー



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