エスペラントの分詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/07 14:41 UTC 版)
エスペラントの分詞はまず能動分詞と受動分詞とに分けられる。能動分詞は3種類あり、それぞれの語尾は、「能動分詞進行形」では -ant、「能動分詞完了形」では -int、「能動分詞未然形」では -ont である。受動分詞も3種類あり、それぞれの語尾は「受動分詞進行形」が -at、「受動分詞完了形」が -it、「受動分詞未然形」が -ot である。 また、これらの分詞語尾に名詞語尾 -o がつけば分詞名詞に、形容詞語尾 -a がつけば分詞形容詞に、副詞 -e がつけば分詞副詞となる。言語名の Esperanto(エスペラント)も esperi(希望する)という動詞不定形の能動分詞進行形 esperant に名詞語尾 -o をつけた分詞名詞である。 Mi estas skribanta.(私は書いているところです。) Ludanta knabo estas sana.(遊んでいる少年は健康です。) La letero estas skribita de la reĝo(その手紙は王によって書かれています。) Manĝante, mi legis libron.(食べながら、私は本を読みました。)
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