ウーズレー羊毛刈込機械会社(1887年-現在)
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1887年、フレデリック・ヨーク・ウーズレーがウーズレー羊毛刈込機械会社(Wolseley Sheep Shearing Machine Company Limited)をオーストラリア・シドニーで創業する。羊毛刈込機械の製造でも初期のことであった。 英国、バーミンガムに移り、ウーズレー・エンジニアリング・リミテッドを設立。特許をベースに羊毛刈込機械をさらに伸ばし、また農業用機械なども生産し、据置型エンジンもそのひとつだった。ここでハーバート・オースチンが工場長となり、自動車を製作することになる。 当時の英国は、まだ赤旗法(1856-1896:自動車条令ともいわれる。路上を走る自動車は、人が歩いて先導しなければならない。日中は赤い旗をふりながら。夜はランタンをもって。英国での自動車産業の進歩を止めた31年)の時代で、翌年の1896になりようやく廃止となる。このため、産業革命で世界の先端を走っていた英国において、自動車産業だけは育成されず、フランスやドイツに先を越されてしまっていた。
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