ウラル・スポーツマン650cc
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 16:16 UTC 版)
「IMZ・ウラル」の記事における「ウラル・スポーツマン650cc」の解説
ソ連崩壊後、1990年代の民主化したロシア連邦でのIMZ社初の世界戦略商品。名前こそ「スポーツマン」となってはいるが、サドル型シートや、高さの高いオフロード向けフェンダー、前方バンパー、そして何よりフルタイム型の2輪駆動を標準採用しているなど、軍用サイドカーの設計をそのまま踏襲している。そしてこのモデルよりBMW-R60などに採用されていた、サイドカーに最も適しているといわれているフロントフォーク形式である「アールズフォーク」方式を標準で採用、運転性能の向上に一役買っている。本モデルは現在製造中止。ディファレンシャルギア搭載のフルタイム2輪駆動を採用した非常に珍しいモデルでもあった。製造中止の理由は、ディファレンシャルギアの機構を採用すると、コストが高くなるためといわれている。(スポーツマンの名称は、日本のみ。他国では、同様の仕様のタイプが別の名称で扱われている)普通自動車免許対象車
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