ウマイヤ朝の宮殿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/28 14:32 UTC 版)
ウマイヤ朝の時代(661-750年)には、アル=カサール(al-Qasr、アラビア語: القصر)として知られる宮殿建造物が城塞に構築された。ウマイヤ宮殿は、730年頃に建てられた大きく壮麗な複合施設であり、おそらくはアンマン統治者の居住地あるいは行政管理棟として使用された。宮殿はビザンティン様式を受け継ぐ。例えば、正門入口はギリシアの十字形の設計がなされている。宮殿は、この形で存在した東ローマ時代の構造物の上に建造されたと考えられる。大きく損壊したこの建造物においては、現在、「キオスク」(英: “kiosk”)ないし「記念正門」(英: “monumental gateway”)として知られるドーム型の入場の間が修復されている。
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