ウマの起源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 05:44 UTC 版)
もともと南アメリカ大陸にはウマはいなかった。初めてウマを持ち込んだのはコロンブスで、アメリカ大陸を発見した時にはウマを連れていなかったが、2度めに渡米した時は種牡馬20頭と多くの繁殖牝馬を連れて行った。ウマは現地で原住民を怖がらせて支配するのに都合が良かったし、奴隷100人に値するほど高価だった。16世紀以降、ヨーロッパからアメリカへ向かう船はウマを乗せていくのが常となった。 チリでは1536年には少なくとも500頭から600頭のウマがいた。スペイン人はメキシコやペルーで競馬を行い、これが中央・南アメリカ各地へ広まったと考えられている。最初期にはペルーの競走馬がチリも含めた各地へ遠征していた。古い時代に用いられた競走馬の品種は主にペルー産のコステーニャ種、アンダルシア馬のカバロ・チレノ種、ブラジル産のクリオロ種だった。
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