ウステキヌマブとは? わかりやすく解説

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ウステキヌマブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/08 00:56 UTC 版)

ウステキヌマブ?
モノクローナル抗体
種類 全長抗体
原料 human (from transgenic mouse)
抗原 IL-12 and IL-23
臨床データ
販売名 ステラーラ, Stelara
Drugs.com monograph
MedlinePlus a611013
ライセンス EMA:リンクUS FDA:リンク
胎児危険度分類
  • contraindicated
法的規制
薬物動態データ
代謝 unknown
半減期 15–32 days (average 3 weeks)
データベースID
CAS番号
815610-63-0 
ATCコード L04AC05 (WHO)
ChemSpider none 
UNII FU77B4U5Z0 
KEGG D09214  
ChEMBL CHEMBL1201835 
別名 CNTO 1275
化学的データ
化学式 C6482H10004N1712O2016S46
分子量 145.64 kg/mol
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ウステキヌマブ(Ustekinumab)は、分子標的治療薬の一つ。ヒト型抗ヒトIL-12/23p40モノクローナル抗体製剤である。日本においては乾癬(尋常性乾癬と関節症性乾癬)、クローン病潰瘍性大腸炎に対して適応あり[1][2]。商品名はステラーラ (Stelara)。点滴静注用(130㎎)[1]と皮下注用シリンジ(45㎎)[2]の2種類の製剤がある。

効能または効果

  • 既存治療で効果不十分な下記疾患
  • 中等症から重症の活動期クローン病の維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)
  • 中等症から重症の潰瘍性大腸炎の維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)

副作用

結核の既往歴がある場合、再活動化する可能性が示されているほか、悪性腫瘍の発現が報告されている。

出典

  1. ^ a b 医療用医薬品 ステラーラ(一般名ウステキヌマブ)点滴静注(130mg)”. 添付文書情報. KEGG MEDICUS 医薬品情報 (2023年6月21日). 2023年7月6日閲覧。
  2. ^ a b 医療用医薬品 ステラーラ(一般名ウステキヌマブ)皮下注シリンジ(45mg)”. 添付文書情報. KEGG MEDICUS 医薬品情報 (2023年6月21日). 2023年7月6日閲覧。

外部リンク


ウステキヌマブ(Ustekinumab ステラーラ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 01:33 UTC 版)

分子標的治療」の記事における「ウステキヌマブ(Ustekinumab ステラーラ)」の解説

抗IL12/23p40モノクローナル抗体で、乾癬クローン病治療用いられる

※この「ウステキヌマブ(Ustekinumab ステラーラ)」の解説は、「分子標的治療」の解説の一部です。
「ウステキヌマブ(Ustekinumab ステラーラ)」を含む「分子標的治療」の記事については、「分子標的治療」の概要を参照ください。

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