ウスチノフ
ウスチノフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 05:40 UTC 版)
工場を経営している資本家で、一見恰幅の良い好々爺に見えるが、実は腹黒い人物である。当初は議会制民主政を目標に皇帝の専制を打破するため、アルラウネらメンシェビキと共闘していた。貴族の身分欲しさにアレクセイに娘・シューラとの結婚を持ちかけるが、拒絶された経緯を持つ。後にケレンスキーを中心とする人民救済委員会のメンバーとなるが、彼らは資本家に都合の良い政治を目指したに過ぎず、人民の味方ではなかった。ユリウスがロシアに初めてやってきた時に出会った人物であり、彼がそのことを記憶していたため、ユリウスを苦境に陥れることになった。
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