ウコギ属の種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/20 18:41 UTC 版)
栽培されているウコギは中国原産で、栽培されているヒメウコギも同じである。日本の本州、四国の山野にあるのはヤマウコギで、北海道にだけエゾウコギが自生する。 ケヤマウコギ - 学名:Eleutherococcus divaricatus - オニウコギとも。日本の中部、南部および朝鮮半島、中国大陸に分布する種で、円錐の花序に多数の花をつける。トゲナシオニウコギ - 学名:Eleutherococcus divaricatus f. inermis ヒゴウコギ - 学名:Eleutherococcus higoensis ウラジロウコギ - 学名:Eleutherococcus hypoleucus - 石灰岩地に生育する種で、本州、四国、九州などに分布する。 コシアブラ - 学名:Eleutherococcus sciadophylloides - 日本全国に広く分布する種で、かつては樹脂から金漆という塗料がつくられた。フイリコシアブラ - 学名:Eleutherococcus sciadophylloides f. albovariegatus エゾウコギ - 学名:Eleutherococcus senticosus -ロシアの寒冷地、 北海道に分布する種で、球形の花序に白い花をつける。別名シベリアジンセン。トゲナシエゾウコギ - 学名:Eleutherococcus senticosus f. inermis ヒメウコギ - 学名:Eleutherococcus sieboldianus - 中国を原産とする種で、中国大陸に分布する。フイリウコギ - 学名:Eleutherococcus sieboldianus f. variegatus ヤマウコギ - 学名:Eleutherococcus spinosus - 本州、四国に広く分布する種で、球形の花序に白い花をつける。トゲナシウコギ - 学名:Eleutherococcus spinosus f. espinosus オカウコギ - 学名:Eleutherococcus spinosus var. japonicus - ツクシウコギ、マルバウコギとも。丘陵地に生育する種で、関東、東海、紀伊半島などに分布する。 クロバナヤマウコギ - 学名:Eleutherococcus spinosus var. japonicus f. ionanthus ウラゲウコギ - 学名:Eleutherococcus spinosus var. nikaianus - 本州、四国、九州に分布する種で、黄緑色の花を咲かせ、黒紫色の果実が生る。 ミヤマウコギ - 学名:Eleutherococcus trichodon - 本州、四国に広く分布する種。
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