ウエスタン・レッドシーダー〈western redcedar〉
ハンドカット、マシンカットともに使われる輸入材。アラスカ南部の海岸地帯から、ワシントン、オレゴン、カリフォルニアヘと広く分布。東限は、モンタナ北部のロッキー山脈西斜面。スギ科の木のなかで最も生育が遅く、樹齢が長いため、大木が得られる。加工性が高く、軽量なうえ、北米では最も腐朽に強い樹種とされており、米国で製造される木材の屋根板の95%以上が、この材でつくられているという。そのほか、耐久性と加工性の高さが必要な用途(木枠や箱、棺、サイディング、造船、温室、ポーチの柱など)に加工される。独特の芳香があり、小さな木片を防虫剤として製品化したものもある。太い材がそろうので、マシンカットとして使われる場合には、その多くが芯去り材に加工される。価格が高めなので、ログハウスに使う場合にも、ログ材料費が高くなる傾向にある。
ウエスタン-レッド-シーダーと同じ種類の言葉
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