イースト・サイド・アクセス計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/07 06:59 UTC 版)
「ロングアイランド鉄道」の記事における「イースト・サイド・アクセス計画」の解説
詳細は「イースト・サイド・アクセス」を参照 イースト・サイド・アクセス(East Side Access)は新線を建設することにより、LIRRの列車をマンハッタンの東側(East side)にあるグランド・セントラル駅(Grand Central Terminal)に乗り入れさせる計画である。現在複数ある都心側のターミナルのうち、ニューヨークの一等地マンハッタンにあるのはペンステーション(Penn Station)のみであるが、この新線が開通することによりLIRRはマンハッタンにおけるターミナル駅を増やすことが出来る。 新線はクイーンズにあるサニーサイド車両基地(Sunnyside Yard)から地下に潜り、既存の地下鉄トンネルである63rd ストリートトンネルの下を進みながら、マンハッタンに入る。マンハッタンに入ると進路を南に代えてパーク・アベニューの下を進みグランド・セントラル駅に達する予定である。MTAはこの新線の開通により、クイーンズやロングアイランド各地とマンハッタンを結ぶ列車を65%増やす予定である。マンハッタンの東側とロングアイランド各地を結ぶ時間は40分程度短縮され、1日当たり16万人がこの路線を利用するとみている。工事はすでに始まっており、2022年12月の開業を目標としている。 これに付随する計画として、ペンステーションの容量に余裕が生まれるため、現在グランド・セントラル駅をターミナルとするメトロノース鉄道の列車の一部を同駅発着とすることが検討されており、メトロノース沿線からマンハッタンの西側地区へのアクセスの改善も期待されている。
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