イーストボーン駅とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > イーストボーン駅の意味・解説 

イーストボーン駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 09:46 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
イーストボーン
駅舎
Eastbourne
ハンプデン・パーク駅英語版
ハンプデン・パーク駅英語版
所在地 イングランドイースト・サセックス州
イーストボーン
所属事業者 ナショナル・レール
管理者 ゴヴィア・テムズリンク・レールウェイ
所属路線 イースト・コーストウェイ線英語版
電報略号 EBN
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線[1]
開業年月日 1849年5月14日
テンプレートを表示

イーストボーン駅(イーストボーンえき、Eastbourne railway station)は、イングランドイースト・サセックス州イーストボーンにある鉄道駅

歴史

1849年5月、ロンドン・ブライトン・アンド・サウス・コースト鉄道英語版によりポールゲートからイーストボーンまでの路線が開業した。

初代駅舎

初代駅舎は木造の小さな駅舎で、1849年から66年まで利用された。初代駅舎があったのはアッパートン・ロードだと言われている。

現在の駅舎(2代目)

イーストボーンへの乗客増に伴い、1872年に駅移転が行われた。これを取り仕切ったのは主任技師のフレデリック・バニスターであり、駅は少し東側へ移設された。その後1886年にはF・D・ブリックが設計した駅舎が新設された。新駅舎にはルイス駅と似たアーチ型のひさしと、天窓のついた屋根が設けられた。ホームは4つ設置され、その長さは数回にわたって延長されてきた。2番線と3番線の間には2本のループ線が設置されていたが、1・2番線ホームの拡張に伴って1本が廃止された。1977年4月には環状道路の建設に伴って4番線ホームが短縮され、12両対応から8両対応になった。その後、このホームは1991年の改良によって使用されなくなった。

かつては駅北側に貨物駅や操車場が設置されていたが、現在は駐車場などに転用されている。

車庫

1849年には小さな機関庫が設置されたが、76年には廃止されて扇形庫に転用された。しかし、その後1912年にはこの車庫も解体された。1911年には7両を収容できる車庫が新設されたが、第二次世界大戦時の爆撃によって大被害を受け、修理されずに廃止された。その後1952年に車庫が閉鎖され、1965年までは解体前の機関車置き場として利用されていた。1968年には屋根も撤去され、現在は一部が留置用の側線として利用されている。

信号扱所

現在も建物が残る信号扱所は、1882年に設置され、最初は108本の機械てこで駅、貨物駅、車庫の管制を行っていた。その後1934年にレバーの本数が72本となり、1991年にコントロールパネル方式となった。その後、2015年に運転指令所での集中制御に切り替えられ、信号扱所はその役目を終えた。

年表

運行頻度

オフピーク時間の列車の運行頻度は次の通りである。

駅構造

頭端式2面4線のホームを持つ地上駅で改札口は南西側の1箇所のみ。そのほか駅構内には売店やATMなどが設置されている[1]

のりば

のりば 路線 方向 行先
1〜3 イースト・コーストウェイ線 上り ロンドン・ヴィクトリアブライトン方面
下り ヘイスティングスアシュフォード方面

駅周辺

隣の駅

ネットワーク・レール
イースト・コーストウェイ線英語版
サザン(ゴヴィア・テムズリンク・レールウェイ
ハンプデン・パーク駅英語版 - イーストボーン駅 - ハンプデン・パーク駅

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b Station facilities for Eastbourne”. National Rail Enquiries. 2021年9月13日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  イーストボーン駅のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イーストボーン駅」の関連用語

イーストボーン駅のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イーストボーン駅のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイーストボーン駅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS