インド連立与党内の反発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/13 18:43 UTC 版)
「米印原子力協力」の記事における「インド連立与党内の反発」の解説
シン連立政権が進めるアメリカとの原子力協力について、自主的な核開発と外交を束縛し、アメリカに従属することとなるとして、シン政権に閣外協力するインド共産党マルクス主義派を中心とする左翼戦線が強く反対した。このため、インドに特化したIAEAとの保障措置協定案は、2008年3月に妥結していながら、IAEA理事会の正式議題とすることは延期されてきた。しかし2008年7月の北海道における第34回主要国首脳会議に際しての首脳会談を前に、シン首相がIAEAへの提案を決定した。左翼戦線は、政権を離脱し、シン政権は少数与党に転落、連邦議会下院において信任決議案が採決されたが、社会党などが賛成に回り、7月22日にシン政権は信任された。
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