インド・ネパール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/07 04:59 UTC 版)
「2008年のチベット騒乱」の記事における「インド・ネパール」の解説
チベット難民が流入し続けているネパールでは、中国大使館などに対して、チベット青年会議メンバーのチベット難民が抗議活動を繰り広げた。これに対して中国の支援を受けていたネパールは治安部隊を投入して鎮圧を行い、その激しさは中国での弾圧の様子と誤解した米国のFOXニュースが誤ったキャプションを付けて報道したほどだった。 インド政府はダライ・ラマ14世を客人として迎え、ダラムサラ周辺での自治を認めているが、一方で中印関係改善以降はダライ・ラマ14世とチベット亡命政府の反中国的な政治活動を認めなくなった立場から、チベット青年会議メンバーによるニューデリーの中国大使館への突入や聖火リレーへの妨害に際して徹底した鎮圧を行った。
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