インドネシア譲渡編成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 10:03 UTC 版)
「東京都交通局6000形電車 (鉄道)」の記事における「インドネシア譲渡編成」の解説
インドネシア鉄道会社(インドネシア語版)(PT Kereta Api Indonesia)(現.PT Kereta Commuter Indonesia)に譲渡された車両は、ジャカルタ首都圏の通勤電車として運用された。譲渡時には、日本では計画のみで終わった8両編成も存在した。輸送費などはインドネシア側が負担した。 また、2002年から2004年にかけて中間車6両が各年2両ずつ現地で先頭車に改造された。この先頭車は流線型で、正面2枚窓で低運転台の非貫通構造と、6000形とは全く違う形状となっている。 該当車両は次の通り。 6217/6182 6177/6126 6187/6227 後年、先頭車にはカウキャッチャー(排障器に相当するもの)を装備した。 さらに2010年には6151と6188が前面を非貫通のものに改造された。これは衝突事故で前面を激しく損傷したためである。 2013年以降は東日本旅客鉄道(JR東日本)で使用されていた205系が導入されたため、2016年に運用を終了し全車廃車された。
※この「インドネシア譲渡編成」の解説は、「東京都交通局6000形電車 (鉄道)」の解説の一部です。
「インドネシア譲渡編成」を含む「東京都交通局6000形電車 (鉄道)」の記事については、「東京都交通局6000形電車 (鉄道)」の概要を参照ください。
- インドネシア譲渡編成のページへのリンク