インドのミトラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 07:22 UTC 版)
詳細は「ミトラ (インド神話)」を参照 インド神話では、契約によって結ばれた「盟友」をも意味し、友情・友愛の守護神とされるようになった。また、インドラ神など他の神格の役割も併せ持った。『リグ・ヴェーダ』ではアディティの産んだ十二柱の太陽神(アーディティヤ神群)の一柱で、毎年6月の一カ月間、太陽戦車に乗って天空を駆けるという。また、同じくアーディティヤ神群の一柱であるヴァルナとは表裏一体を成すとされる。この場合、ミトラが契約を祝福し、ヴァルナが契約の履行を監視し、契約に背いた者には罰を与えるという。 ミタンニ文書でもミトラはヴァルナ、インドラ、ナーサティヤとともに現れる。 後世のインド神話ではあまり活躍しない。
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