ミタンニとは? わかりやすく解説

ミタンニ【Mitanni】


ミタンニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/03 15:57 UTC 版)

ミタンニヒッタイト語Mi-ta-an-ni)またはミッタニヒッタイト語Mi-it-ta-niアッシリア語: Ḫa-ni-gal-bat - 「ハニガルバト」)は、フルリ人紀元前16世紀メソポタミア北部のハブル川上流域を中心に建国した王国である。多民族社会で戦士階級に支配される封建的国家であり、支配階級はインド・アーリア語派の出自を持つと推定される(後述)。


注釈

  1. ^ : marya [死すべきもの]
  2. ^ シャットゥアラ1世と同一人物の可能性あり。

出典

  1. ^ a b 貯水池から古代の宮殿が出現、干ばつで水位下がる イラク北部”. CNN (2019年7月2日). 2022年6月21日閲覧。
  2. ^ 約3400年前の“王国の遺跡”が突如出現! 歴史的発見に”. テレ朝NEWS (2022年6月10日). 2022年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月21日閲覧。
  3. ^ Mitanni City emerges from the Mosul Reservoir” (英語). The Wild Hunt (2022年6月8日). 2022年6月21日閲覧。


「ミタンニ」の続きの解説一覧

ミタンニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 07:46 UTC 版)

天は赤い河のほとり」の記事における「ミタンニ」の解説

フルリ人によりその礎を築かれ、ワスガンニに首都を置く新興国かつてはシュッピルリウマ1世好敵手であったトゥシュラッタ王によって急速に力を付けオリエント内でヒッタイトエジプト勢力分け強国となった戦車部隊は、オリエント一との呼び声が高いキッズワトナ掛けた夜襲期にカイル指揮するヒッタイトと争うようになる黒太子 マッティワザ / マッティワザ1世 声 - 堀内賢雄 「血の黒太子」と恐れられる、ミタンニのトゥシュラッタ王の王太子ネフェルティティ(タトゥーキア)の最愛の弟。 長く黒々としたウェーブヘアなびかせ黒衣に身を包む冷酷非情暴君攻め落とした国は、女子供構わずその戦車蹂躙していた。しかしエジプトへの輿入れ強欲な権力者ネフェルティティへと変貌遂げたタトゥーキアへの幻滅を口にしながら、黒玻璃イヤリング片方形見として額飾りにしていたり、後宮内の姉の元部屋青鹿の間)への立ち入り厳禁とするなど、ずっと姉を忘れられず、28人の側室持ちながらも正妃置いていない。ヒッタイトによるミタンニ陥落で、ナディア真摯な愛に気付き、その祖国バビロニア亡命することを承諾する。後にカイル恩赦でミタンニの再建即位許され新国王としてヒッタイト藩属国となり、エジプトとの最終決戦では重要な戦力となる。 ナディア バビロニア王家出身の、マッティワザ側室ナキアの妹。 ムルシリ1世侵略弱体化していたバビロニアを、ミタンニの侵略から護るという父の命嫁ぐも、マッティワザ心から愛してしまう。そのためにウルヒ共謀し新たに側室となったユーリ殺そうとして失敗ヒッタイトによるミタンニの陥落にもマッティワザへの追従迷わずカイル恩赦までバビロニアにて匿うマッティワザとの間に、第1王女と第2王子2人の子をもうける。 マットゥアラミタンニ王国王太子であり、マッティワザ息子。 胸まで届く黒いウェーブヘアを、脇で一纏めにした青年カイルユーリ結婚式に、マッティワザ名代として臨席する

※この「ミタンニ」の解説は、「天は赤い河のほとり」の解説の一部です。
「ミタンニ」を含む「天は赤い河のほとり」の記事については、「天は赤い河のほとり」の概要を参照ください。

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