インディア (猫)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 17:09 UTC 版)
![]() インディア | |
生物 | ネコ |
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品種 | アメリカンショートヘア |
性別 | メス |
生誕 | 1990年 |
死没 | 2009年1月4日 (18歳) ホワイトハウス |
飼い主 | ジョージ・W・ブッシュ、ローラ・ブッシュ |
外見 | 黒猫 |
インディア・"ウィリー"・ブッシュ(India "Willie" Bush, 1990年頃 - 2009年1月4日)は、アメリカ合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュとローラ・ブッシュが飼っていたメスの黒猫。彼女はほぼ20年間をブッシュ家の一員として過ごした。
インディアは真っ黒いメスのアメリカンショートヘアで[1]、彼女がまだ子猫だった頃の1991年末または1992年にバーバラとジェンナの9歳の双子へのプレゼントとしてブッシュ家の飼い猫となった。双子が大学へ通い始めると、家に残されたインディアはジョージやローラと共に過ごすことが多くなる[2]。2001年、ジョージの大統領就任にあわせて彼女も一家と共にテキサス州オースティンのテキサス州知事公邸よりホワイトハウスに引っ越した[2]。
ジョージの大統領就任後、インドでは彼女の「インディア」という名前に関していくつかの論争が起こった。2004年7月にはティルヴァナンタプラムの南ケラリアン市(southern Keralian)にて、この名前がインド国民に対する侮辱であるとしてデモが発生し、ジョージの肖像写真が燃やされた[2][3]。しかしブッシュ家ではその後も彼女の名前を変えなかった[2]。彼女の名はかつてジョージが共同オーナーを務めた野球チーム、テキサス・レンジャーズのルーベン・シエラ選手の愛称「エル・インディオ」(El Indio)から取られたものである[4]。またその名を選んだのはバーバラであったという[2]。
彼女は大統領一家の一員としてホワイトハウスに暮らしたが、マスコミではジョージの愛犬だった2匹のスコティッシュ・テリア(バーニー、ミス・ビーズリー)の方が注目されていた[2]。しかしホワイトハウスの職員がクリスマスに作成したビデオ『Barneycam』にはしばしば登場し、最初に登場するエピソード『Where in the White House is Miss Beazley』ではウィリー(Willie)と呼ばれていた[1]。
雑誌『Architectural Digest』の2008年3月号にも、ホワイトハウスのイーストシッティングホールにいる彼女の写真が掲載された[5]。
2009年1月4日、ホワイトハウス内で19歳で死去した[6][7]。ローラの担当広報官であるサリー・マクドノーは、報道向け発表の中でインディアの死に触れ、彼女の死により一家が深い悲しみの中にいると述べた[1]。
脚注
- ^ a b c “'First Feline' India dead at 18”. United Press International. (2009年1月5日) 2009年1月7日閲覧。
- ^ a b c d e f Dunham, Rick (2009年1月6日). “Dogs overshadow death of Bush family's cat”. Houston Chronicle 2009年1月7日閲覧。
- ^ Bush’s cat India provokes anger. (2004, July, 03). Deccan Herald. Archive
- ^ “India's Official Biography”. Georgewbush-whitehouse.archives.gov (2009年1月5日). 2012年11月30日閲覧。
- ^ "At Home with History in the White House", Architectural Digest, March 2008
- ^ Knoller, Mark (2009年1月5日). “Death Of A White House Underdog: The Cat”. CBS News 2009年1月7日閲覧。
- ^ Gillman, Todd J., Bush family cat dies at White House Dallas Morning News, 2009-01-05, retrieved 2009-01-05
関連項目
外部リンク
「インディア (猫)」の例文・使い方・用例・文例
- アメリカインディアンはかつてテピーと呼ばれるテントに住んでいた。
- 北米のインディアンは冬の間ウィグワムの集落で過ごした。
- 毎夕、放課後に僕たちは彼の家の裏庭で会って、インディアン戦争ごっこをした。
- 彼らはとりでをインディアンの手に渡した。
- 彼らは、原住民のインディアンがわずかに住んでいたこの新世界に世界の各地からやってきて家を気付いたのであった。
- 土着のアメリカ・インディアンが政府から不当な扱いを受けたと主張するのは歴史的にみて当然の権利である。
- 今日まで彼らはインディアンと呼ばれている。
- ついに、インディアンの二人の酋長は和睦することに決めた。
- その贈り物はインディアンを非常に喜ばせた。
- その習慣はアメリカンインディアンによってはじめられた。
- そのインディアンの群れは、ほんのちょっとでも怒らすと戦いを挑もうとした。
- インディアンは弓と矢で戦った。
- インディアンの祖先はアジアからやってきた。
- インディアンがこの地域に住んだ。
- アメリカンインディアンの祖先は、ベーリング海峡を経由してアジアから米大陸へ渡った。
- インディアンの酋長.
- 純血のチェロキー族インディアン.
- 生粋のアメリカインディアン.
- 彼はインディアンの慣習を観察した.
- インディアンたちはカバの木から皮をはいでカヌーを作った.
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