イワン・ナザレフ・フョードロヴィチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 05:04 UTC 版)
「紅い牙」の記事における「イワン・ナザレフ・フョードロヴィチ」の解説
亡命ロシア人の青年。初登場(『さよなら雪うさぎ』)時は18歳。目元が銀髪に覆われており、背中の広範囲に火傷の跡がある。読書家で日本語は堪能。医者を志していた。強力なPK、テレポーテーション、テレパシー、変身能力等を自在に操る多能エスパー。彼の両親はESP能力を持つ息子(イワン)をソビエト軍当局が軍事利用することを恐れ、幼い彼を連れて日本国内に潜伏(アメリカも超能力者を軍事利用したがっていたため、アメリカへの亡命は選択できなかったと思われる。)したが、母はシベリアの極寒の中で、父は病で命を落としてしまう。村人からの迫害にもめげずに成長した後、タロンの手から逃れ放浪していたランたちと出会うが、その際タロンメンバーの心理操作を受けていた村人の手により恋人・真沙子をも失う。その後タロンへの復讐のさなか、ランたちと再会し仲間となる。作中唯一、タロンと(遺恨はあるが)関わりの無い強力な戦闘力を持つエスパーである。ラストの阿蘇での戦いも生き延びたが、ランと別れた後の消息は不明。
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