アーサーの息子アムル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 21:47 UTC 版)
「ブリトン人の歴史」の記事における「アーサーの息子アムル」の解説
詳細は「アムハル」を参照 次なる驚異は、エルキング(エルギング(英語版); 英名:en:Archenfield)と呼ばれる地域にある。「リカト・アニル」(→アミル)と呼ばれる泉の隣に墓(石棺 sepulchrum)がある。墓にはアニル(→アムル)という者が葬られている。兵士〔つわもの〕アーサーの息子であるが、アーサー本人が殺し、まさにこの場所に埋葬したと言う。人々がやって来て墓を測ってみると、ときには6フィートの長さがあり、ときには9フィート、12フィート、または15フィートあった。いちど測った長さが、二度目に測ると同じ長さにならない。これは私自身も、試しにやってみたことである。 — 73章 注:ハーレー本では、アーサーの息子の名はアニル(Anir)であり、一昔前の書籍ではそちらの綴りが使われてきたが、近年では異本読みのアムル(Amr, ウェールズ語形の Amhar により近い)を採用するようになっている。また、猪名も同様にハーレー本Troyntよりも異読みTroitの方が好ましい。これらはフレッチャー(1906年)らの指摘による。
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