アンナ・トモワ=シントウとは? わかりやすく解説

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アンナ・トモワ=シントウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/24 17:06 UTC 版)

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アンナ・トモワ=シントウ(Anna Tomowa-Sintow, ブルガリア語:Анна Томова-Синтова, 1941年9月22日 - )は、ブルガリア出身のソプラノ歌手である。

略歴

ブルガリアのスタラ・ザゴラで生まれる。6歳の頃からピアノを始め、ソフィアの国立音楽学校で声楽とピアノを学ぶ。1957年、16歳の時に全国声楽コンクールで優勝。1965年にスタラ・ザゴラ劇場でチャイコフスキーオペラエフゲニー・オネーギン』のタチアーナを歌ってデビューを果たす。

1967年にライプツィヒ歌劇場に出演し、同歌劇場に所属する。1969年ベルリン国立歌劇場プッチーニの『蝶々夫人』を歌ってデビュー。1970年にソフィア国際コンクールで第2位、1971年リオデジャネイロ国際声楽コンクールで1位を獲得する。1972年にベルリン国立歌劇場のメンバーとなって活躍、モーツァルトR.シュトラウスワーグナーなどのオペラのレパートリーを広げていった。また同時にソフィア国立歌劇場を中心に活動した。

1973年ザルツブルク音楽祭で、カール・オルフの『時の終わりの劇』の世界初演の際に、ヘルベルト・フォン・カラヤンから抜擢され、世界初演に出演して大きな注目を集める。以降国際的な活動を開始し、名声を得る。

初来日は1973年。同年6月27日 28日にNHKホールこけら落とし公演でNHK交響楽団指揮ウォルフガング・サヴァリッシュと共演し、2005年に再び共演している。

その他

参考資料




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