アンドラの国歌とは? わかりやすく解説

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アンドラの国歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/28 03:20 UTC 版)

El Gran Carlemany
和訳例:アンドラの賛歌

国歌の対象
アンドラ

作詞 エンリク・マルファニ・ボーンス
作曲 ホアン・ベンリョーク・イ・ビボ
採用時期 1914年9月8日
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アンドラの国歌は「偉大なるカルレマニ」の歌い出しで、アンドラの賛歌とも呼ばれる。作詞者はウルヘル司教を務めたベンリョーク(Joan Benlloch i Vivó, 1864年-1926年)、作曲者はサン・ジュリア・デ・ロリア出身のマルファニ(Enric Marfany Bons, 1871年-1942年)である[1]1914年9月8日メリチェイ聖母の記念日に国歌として初めて演奏された[2]

歌詞はフランススペインの間に位置するアンドラ公国の歴史を、アンドラを主語とする1人称で歌っている[1]。建国の父と伝えられるカルレマニ(フランク王国カール大帝カタルーニャ語での呼び名)やアンドラの守護聖人であるメリチェイの聖母らに、さらなる庇護を願う内容である。

歌詞

原詞(カタルーニャ語)

El gran Carlemany, mon pare,
dels alarbs me deslliurà,
i del cel vida em donà,
de Meritxell la gran Mare.

Princesa nasquí i Pubilla
entre dos nacions, neutral;
sols resto l'única filla,
de l'imperi Carlemany.

Creient i lliure onze segles,
creient i lliure vull ser.
siguin els furs mos tutors
i mos Prínceps defensors!
i mos Prínceps defensors!

訳詞(日本語)

偉大なるカルレマニ 我が父よ
サラセン人から我を解放せし
天より命を与えられし
偉大なるメリチェイの聖母よ

王女として生まれし
二つの国の間の中立国
我こそただ一人残る
カルレマニ帝国の娘

11世紀にわたり 我は信仰を失わず自由であり続けた
未来も 信仰を失わず自由であり続けん
我が法に 我が庇護者たちと
我が大公たちの護りを
我が大公たちの護りを!

出典

  1. ^ a b 21世紀研究会(編纂)『国旗・国歌の世界地図』文藝春秋、日本〈文春新書〉、2008年。ISBN 9784166606450 
  2. ^ マイケル・ジェミーソン・ブリストウ、別宮貞徳(飜譯)『世界の国歌総覧―全楽譜付き』悠書館、日本、2008年。ISBN 9784903487229 

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