アンコール・ワット壁面の落書き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 15:10 UTC 版)
「森本一房」の記事における「アンコール・ワット壁面の落書き」の解説
12行にわたって4体の仏像を奉納したことなどを記している 落書きの文面 「寛永九年正月初而此所来 寛永九年正月初めてここに来る 生国日本/肥州之住人藤原之朝臣森本右近太夫/一房 生国は日本。肥州の住人藤原朝臣森本右近太夫一房 御堂心為千里之海上渡 御堂を志し数千里の海上を渡り 一念/之儀念生々世々娑婆寿生之思清者也為 一念を念じ世々娑婆浮世の思いを清めるために 其仏像四躰立奉者也 ここに仏四体を奉るものなり 摂州津池田之住人森本儀太夫 摂州津池田の住人森本儀太夫 右実名一吉善魂道仙士為娑婆 右実名一吉、善魂道仙士、娑婆のために 是書物也 是を書くものなり 尾州之国名谷之都後室其 尾州の国名谷の都、後、その室 老母亡魂明信大姉為後世是 老母の亡魂、明信大姉の後世のためにこれを 書物也 書くものなり 寛永九年正月丗日」
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