アングマール出現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/07/06 15:32 UTC 版)
「アルノールの王たち」の記事における「アングマール出現」の解説
16. マルヴェギル (Malvegil) 1349年 17. アルゲレブ1世 (Argeleb I) 1356年 18. アルヴェレグ1世 (Arveleg I) 1409年 19. アラフォール (Araphor) 1589年 マルヴェギル王の治世の初め頃、アルノールのさらに北にアングマール王国が出現した。この国は凶悪な人間やオークを集めて北方王国を悩ませるようになったが、その支配者が指輪の幽鬼の首領であることはまだ知られていなかった。 アルゲレブ以降の王は、名前に接頭辞「AR」を加えているが、これは全アルノールの統治権を有する上級王の位を主張していることを表す。他の2国にはもはやイシルドゥアの子孫は残っていなかったからである。しかしこの主張はルダウアによって却下された。実はルダウアはひそかにアングマールと結んでおり、その支配権は山岳人の邪悪な領主の手にあった。真相を知ったアルゲレブは風見が丘の守りを固めたが、ルダウアとアングマールの連合の前に討ち死にした。 アルヴェレグはカルドラン国やリンドンのエルフの協力を得て、風見が丘から敵を駆逐し、国境線を維持した。だが1409年、アングマールが差し向けた大軍がカルドランに侵攻。風見が丘包囲戦でアルヴェレグは死亡した。 アラフォールはまだ若年だったが勇敢であり、キーアダンの援助を受けて敵を追い返した。荒廃したカルドランのドゥーネダイン残党は、はだか山丘陵や古森に潜伏して抵抗を続けた。しかしルダウアはアングマールの人間によって完全に制圧されてしまい、現地の数少ないドゥーネダインは殺されるか逃亡するしかなかった。
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