アモルファス合金を巡る日米特許紛争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/16 14:25 UTC 版)
「アライドシグナル」の記事における「アモルファス合金を巡る日米特許紛争」の解説
1977年、元科学技術庁所管の新技術開発事業団(現・科学技術振興機構= JST)の委託開発事業として日立製作所、日立金属、松下電器、ソニーの4社と5年間の実用化事業を行い、1980年から新日本製鐵との委託開発事業(6年間)が実施された。この時、日本国外への特許を出願していなかったために、当該分野の特許を保有するアライド社が1983年、特許侵害の疑いがあるとしてアメリカ国際貿易委員会(ITC)に提訴したが、先発明が認められた日本側の全面勝訴となった。しかしその後、スーパー301条で日米政府協議の課題になったことで、ITC提訴で勝訴した日立金属をのぞく日本側は譲歩を強いられた。
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